今回はWEBマーケティング初心者がまずやるべきことをお伝えします。
・SNSの使い方を学べばいい?
・WEB広告の運用の仕方を学べばいい?
・情報がありすぎて何から始めればいいか分からない
本記事は、このような悩みを持つ方におすすめです。
結論を言うと、初心者がまずやるべきことは、人間理解です。
なぜなら、WEBで売上を上げるためには、人を惹きつけて行動を促すことが必要だからです。
私が行動を促されて築いた黒歴史はプロフィールへ
SNSの使い方を学んでも、どんな情報をお客さんが求めているのか分からないと、コンテンツに興味を持ってもらえず、フォローもされません。
たとえフォロワーが増えたとしても、なぜ、人が購入するという行動になるのか分からないと、売上を立てられません。
なので、
まずは人間を分析することから始めます。
人間を深く理解することができれば、何に興味を持ち、どんなコンテンツを発信すれば共感されるか、どんな見せ方をすれば購入したくなってしまうのか、分かるようになります。
今回は、人間理解を深める方法をご紹介します。
自分を理解する
人間を理解するなら、
まずは人間である自分を理解することから始めます。
自分の価値観
人の価値観は、今まで育ってきた環境、出来事、人間関係などで形成されます。
まずは、以下を実践してみましょう。
最初はどの出来事が今の価値観につながっているのか、分からないことがほとんどです。
ここでは、何か1つでも見つけられたらOKです。
なぜ、私はそれを買ったのか?
次に、過去に自分が買った物を思い出してみましょう。
なぜ、その商品を買うことになったのか、必要性と緊急性の面から分析してみます。
必要性とは、なぜそれが必要だと感じるのか。
緊急性とは、なぜそれを今買わなければいけないと感じるのか。
という視点です。
例えば、目覚まし時計を買うことになった場合、
商品:目覚まし時計
必要性:朝起きるのが苦手で目覚まし時計がないと起きられない。
緊急性:仕事に遅刻することになり、上司に怒られてしまう。
という分析になります。
もう1つ例を見てみましょう。
商品:整骨院の受診
必要性:腰が痛いので、症状を和らげたい
緊急性:このままだと仕事に支障がでる、慢性の腰痛持ちになりそう
となります。
このように、過去に自分が買ったものを分析していくと、
必要性と緊急性からくる行動パターンが自分の中にストックされていきます。
このストックが多いほど、人間理解が深まっていきます。
例えば、
腰の痛みを無くしたいと考え、整骨院に行く人がいるなら、
日常で腰が痛くならないように気を付けること5選というコンテンツを発信したら、興味を持ってくれるかもしれないと推測を立てることができます。
相手を理解する
人の価値観は10人いれば、10通り存在します。
その中の2通りしか理解できていなければ、2人しか集客できませんが、8通り理解していれば、10人中8人を集客できることになります。
人と話しているとき、なんかこの人とは話が合わないなあと感じたことはありませんか?
それは、自分と価値観が合っていないからです。
このとき、
この人自分と話合わないからもう話したくない、バイバーイとお別れするのではなく、
なんでこういう考え方なのかな?と客観的な視点で見ることが大事です。
相手が過去にどういう経験をして、今の考え方になったのか知ることができれば、その価値観を理解することができます。
まるで自分がその人の人生を歩んでいるかのように、相手の話を聞き、想像します。
そうすれば、
相手の行動パターンや、買わないと判断する理由も見えてきます。
そこが分かれば、あらかじめ買わない理由に対処するように、セールストークやマーケティングを組み立てることができるので、売上を上げることができます。
例えば、
サプリを買った人に、なぜそのサプリを買ったの?と質問をすれば、〇〇という栄養を補うため。など、何か購入の大きなきっかけとなった部分があるはずです。
更に深堀して、〇〇という栄養なら違うサプリでもよかったと思うけど、なぜそれを選んだの?と聞けば、レビューが良かったから。などの答えが返ってきます。
このとき、相手はレビューを重視するタイプだと分かります。
このことから、他の商品を購入するときにも、Googleで口コミを調べたり、お客様の声を参考にするという1つの行動パターンが見えてきます。
では、この人には、
レビューや口コミの良さを強くアピールした販売ページにすれば、売上が上がる可能性が高い。という1つのマーケティング施策を提案することができます。
このように、人の価値観、行動パターン、商品を買う理由を知ることにより、人間理解が深まり、売上を上げるという結果に結びつきます。
まとめ:人間理解力を常に上げ続ける
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
WEBマーケティングと聞くと、SNS、WEBサイトに注意が向きがちですが、やはりビジネスは人ありきなので、お客さんを理解しなければ始まりません。
オフラインでも、オンラインでも、ビジネスでは常に人が関わっていることを忘れてはいけません。
まずは、自分自身の価値観、行動パターンを知り、次に相手の人生に寄り添い、話を聞き、価値観や行動パターンを理解していきましょう。
そうすれば、売り込みなどしなくても、自然と商品の提案ができるようになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!