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返報性の原理を活用し売上を上げる方法

あそけん
あそけん
こんにちわ!派遣社員が0から毎月30万を稼ぎマイペースで働く生活を実現する、あそけんです。

皆さんは、返報性の原理を知っていますか?

返報性の原理とは、人から何かしてもらったとき、お返しに何かをしたくなる。という人間心理の1つです。

 

この原理を正しく理解すると、良好な人間関係を築くことができ、ビジネスにおける集客も簡単になります。

本記事を読み終える頃には、返報性の原理をどのように活用するか、明確にイメージができていることでしょう。

 

それでは、やっていきましょう。

返報性の原理4パターン

返報性の原理は大きく分けると4パターンになります。

それぞれ、身近な例を出しながら紹介していきます。

好意

誰かから親切にされたり、プレゼントをもらったとき、お返しをしたくなる心理です。

身近な例

・バレンタイン
女性が好意を持つ男性にチョコを渡すと、男性はホワイトデーに何か返したいという心理になります。

・誕生日プレゼント
自分が誕生日プレゼントをもらったら、相手の誕生日に自分も何かプレゼントしたいという心理になります。

 

敵意

何か嫌なことをされたら、こっちも何か仕返ししてやろう。という気持ちになるのが敵意の返報性です。

身近な例

・上司からのパワハラ
「なんでそんなこともできないの?」、「本当に残業しなくて大丈夫なの?」など、精神的ダメージを受ける言い方をされると、敵意を感じて会社に行かないという行動に出たりします。

・暴力
人から殴られたら、怒りが込みあがって殴り返したくなるという敵意の返報性もあります。

 

譲歩

交渉によく使われる原理で、条件を提示した際に承諾をもらえなかったとき、条件の内容を緩和して再度提示します。

そうすると、相手は譲ってくれたお礼に、承諾しなければという心理が働きます。

身近な例

・スーパーの割引
スーパーでは閉店時間が近づくと、刺身やお惣菜が割引されます。このとき、元の値段から割引されていることが分かるので、お客さんは値段を譲歩してもらえていると感じます。

・おこづかいの交渉
夫が妻へおこづかいの交渉をするとき、最初に2万円を要求し、断られたら、1万5千円に条件を下げて譲ります。そうすると、譲歩の返報性により承諾の可能性が上がります。

 

自己開示

初対面の人と話をするとき、よく自分から心を開くとすぐに仲良くなれるという話があります。

これは、自己開示の返報性により、相手が本音を話してくれたんだから、自分も心を開いて話そうという心理が働いているのです。

身近な例

営業
お客さんに商品の欠点を正直に話すと、お客さんは自分のために本当のことを言ってくれていると感じ心を開きます。

お客さんの本音を聞いてあげることで、信頼を得ることができます。

 

いかにギブできるかが集客のポイント

返報性の法則は4パターンありますが、最も分かりやすく、私たちの日常に溢れているのは好意のパターンです。

集客においても、お客さんが求めているものは何か、何をしたら喜んでくれるか、考えて無償で提供しギブすることで、関係性が良くなります。

 

無償で提供したら売上が上がらないのでは?と思うかもしれません。

 

確かにその場では売上が上がりませんが、信頼構築ができて、良い関係性の人が増えれば増えるほど、後からお金はついてきます。

 

例えば、チャンネル登録者数1600万人を越える日本のトップYoutuberヒカキンさんは、なぜ、こんなに登録者が多いのでしょうか?

それは、シンプルに動画を通して、「面白い、楽しい」という価値を届けているからです。

 

Youtubeは広告収入が注目されがちですが、自分の商品を案内したり、オンラインサロンを作って案内することもできます。

いつも、面白い動画で楽しませてくれる人が、商品を作ったら、お返しに買ってもいいかなという気分になります。

 

Youtubeが流行りだし、素人でも稼げると思い参入した多くの人は、思ったように動画が伸びず、諦めて撤退していきました。

その中でも生き残った人たちは、視聴者を楽しませること、役に立つことに集中して動画を作った人たちです。

Youtubeに限らず、これは全てのSNSにおいて共通することです。

見返りを求めると関係性が崩壊する

何か親切にしてもらったとき、今度相手が困っていたら自分が助けてあげようという流れが自然です。

しかし、すぐに見返りを相手から求められると、そんな気分ではなくなります。

 

例えば、誕生日プレゼントをもらったとき、相手から「自分の誕生日のときもプレゼントよろしく」と言われたらどんな気分でしょう。

正直、「え、何こいつ・・・」と心の中で思ってしまいます。

 

このように、見返りをすぐに求めてしまう原因は、会社員という働き方にあります。

会社員は、働けば給料がもらえて、残業すれば残業代がもらえます。

やった分だけ返ってくるという流れが当たり前になっています。

しかし、人間関係においては、ただ相手の喜ぶことを考えて、ギブを積み重ねることに集中すれば、どこかで返ってきます。

もちろん、返してくれない人もいますが、その場合はギブする相手を変えればいいのです。

まとめ:ギブ&ギブ&ギブ

今回は返報性の原理についてまとめました。

返報性には4つのパターンがありました。

返報性の法則4つのパターン

・好意

・敵意

・譲歩

・自己開示

 

集客においては、とにかく相手が喜ぶことをする、役に立つ情報をギブすることで、信頼構築につながります。

結果的に商品が売れたり、イベントを開催したときに集まってくれることになります。

見返りを求めず、ただひたすらにギブしていきましょう。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!