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【差別化に悩んでいる方へ】あなたの商品が選ばれるUSPの作り方

あそけん
あそけん
こんにちわ!派遣社員が0から毎月30万を稼ぎマイペースで働く生活を実現する、あそけんです。

甘いものが食べたい・・・

丁度スーパーが近かったので、衝動のまま入店。(欲望に忠実)

昔からよく見るM&Ms(エムアンドエムズ)のチョコを買いました。

 

このチョコがなぜ大ヒットしたか知っていますか?

特徴としてチョコの表面が砂糖でコーティングされているので、触っても溶けないようになっています。

「口に溶けるが、手に溶けない」

M&Msは、このUSPで世界的大ヒットチョコメーカーとなりました。

 

現代のビジネスでは、このUSPの作り方が分からなければ勝てません。

もし作り方が分かれば、競合と差別化されて、お客さんから「買わせてください!」と言われるようになります。

 

本記事のテーマはこちら

・USPとは

・USPの作り方

・USPの事例

それでは、学んでいきましょう!

USPとは

USPとは、ユニークセリングプロポジション(Unique Selling Proposition)の略です。

USP戦略とは、他社と差別化された、顧客が理想とする唯一無二の提案を提示することであり、中小企業、個人が大手と戦える戦略です。

 

USPを作るときに、差別化が弱い企業は、他社よりも良い提案を出そうとします。

「え?それでいいんじゃないの?」と思いますが、実はあまり魅力的ではありません。

強いUSPとは、お客さんにとって理想のベストな提案を出すことです。

 

では、強いUSPはどうやって作るのでしょうか。

 

魅力的なUSPの作り方

1.ターゲットを絞る

大衆向けの商品は、どの業界でも大手が既にポジションを確保しているため、中小企業や個人はなかなか勝てません。

しかし、大手にも弱点があります。

それは、売上が下がるのを恐れて、ターゲットを絞ったユニークな施策を打ち出せないことです。

中小企業や個人の強みは、思い切ってターゲットを絞り、ユニークな提案を出せることにあります。

 

ターゲットの絞り方は2つあります。

ターゲットの絞り方

・業界で絞る

例:食品工場専門の靴、医療専門のパソコンソフト

・年代と性別で絞る

例:30代男性、40代女性

2.ターゲットにとって最高の提案を考える

他社よりも良いではなく、お客さんにとって最高の未来は何かを考えます。

 

よく、商品を作ってから見せ方を考えることが多いですが、少し順番が違います。

ターゲットにとって理想の未来は何か、夜も寝れないほどの悩みは何かと考えて(または直接聞いて)から商品を作ることが理想です。

 

もし、最高の提案が思いつかない場合、何かを組み合わせることができないか考えます。

 

例えば、アロママッサージ店があるとします。

提供するサービスは、アロマで癒されながら体をほぐせる。ということです。

ここにプラスアルファで、肝臓、腎臓、腸を活性化させるマッサージも合わせて行い、デトックス効果を高めることで肌がキレイになる。という要素を付け足します。

こうすることで、

「癒されながら体がほぐれる」「体から毒素が抜けて肌も綺麗になる」

という、競合のマッサージ店より差別化された、唯一無二の提案となります。

3.競合と比較する

USPが出来たら、競合他社と被っていないか確認します。

もし被っていた場合は、競合がそのUSPをクオリティ高く実現できているか観察します。

あそけん
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実際にお店に行ってサービスを受けたり、商品を買って体験するのが最も効果的です。

クオリティが低い場合は、こちらがより良いサービス、商品でアピールすれば競合に勝つことができます。

被っていない場合は、そのままUSPを打ち出していきましょう。

USPの事例

今回ご紹介する事例は、全て各業界の大手です。

よくビジネスでは、うちは中小だから大手と関係ない、他業種のことは参考にならないと情報を見ない人がいます。

これはとてももったいないことです。

他業種の成功事例を自社に落とし込んで活用することが出来れば、それは他社がやっていないことなので、その業界の中で唯一無二の存在になることができるからです。

例えば、オフィスグリコというサービスがあります。

オフィスにお菓子を置いたカゴを設置して、お菓子を取ったら100円を箱に入れます。

 

グリコのスタッフが定期的にお菓子の補充と、料金の回収を行います。

このオフィスグリコは現在10万台も設置されています。

 

このサービスを思いついたヒントは、野菜の無人販売です。

 

テストで何社か導入した際の料金回収率は100%でした。

 

このように、ビジネスのヒントは、いつもそばにあって、それに気付くか、気づかないかの差なのです。

 

それでは、USPの事例を見ていきましょう。

・ドミノピザ:アツアツのジューシーなピザを30分以内に届けます。届かなければ代金は無料です。

このUSPは1973年から1980年代半ばまで続く大ヒットとなりました。

その後は1992年に無料から3ドル割引になり、2007年には、30分の時間を得られました。になりました。

 

・ダイソン:吸引力の変わらない、ただ1つの掃除機

一般的な掃除機は紙パックが主流で、ゴミが溜まると吸引力が落ちていました。

しかし、ダイソンはサイクロン方式で、ゴミが独自のボックスに溜まるため、吸引力が落ちない仕様になっていたのです。

 

・M&Ms(エムアンドエムズ):口にとけるが、手にとけない

戦争中のスペインで溶けないように砂糖でコーティングされた粒状のチョコを見たのが、現在のチョコを制作するきっかけでした。

 

・QBハウス:10分の身だしなみ

当時、理美容店ではカット以外にも、シャンプー、髭剃り、マッサージなどのサービスが付加されているのが主流でした。

しかし、忙しかった創業者は時間がかかりすぎることに不満を覚え、10分のカットのみで完結する、現在のQBハウス創設に至りました。

 

・初代iPod:1000曲の音楽をポケットに

発売された2001年当時は、1000曲もの容量があるプレーヤーはiPodの5倍の大きさがありました。

Appleはハードディスクを超薄型にすることに成功し、このUSPが打ち出されました。

 

まとめ:お客さんが本当に求めてるものを唯一無二の形で提案する

よくビジネスでは、差別化が大事と聞きますが、今回は差別化の本質であるUSPについてお伝えしました。

強いUSPを作れば、溢れかえる商品に埋もれずに、目立たせることができます。

お客さんにとって唯一無二の存在となれるよう、魅力的なUSPを打ち出していきましょう。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!