タイトルを考えるとき、こんな悩みがありませんか?
・人の感情を動かすキャッチコピーの作り方が分からない
・売上につながるタイトルはどうやったら作れる?
・欲求を刺激して読みたくなる文章を書きたい
この悩みはGDTの法則を使うと解決できます。
GDTの法則が入っていないタイトルは、読まれずにページを閉じられてしまいます。
それは、興味を持たれず、感情が刺激されないからです。
GDTの法則を使うと、人の感情を刺激して、購買意欲を上げることが出来ます。
本記事のテーマはこちら
・感情を動かすGDTの法則とは?
・売れるタイトルはリサーチで決まる
・GDTの法則で気を付けること
GDTの法則はマイケル・フォーティンによって提唱されました。
彼は、セールスライティングの王道の型と呼ばれるQUESTフォーミュラの提案者でもあります。
QUESTフォーミュラの解説はこちら
それでは、やっていきましょう。
- 感情を動かすGDTの法則とは?
- Goal①Save time(タイム):時間をかけたくない
- Goal②Save Effort(エフォート):努力をしたくない
- Goal③Save Money(マネー):お金を使いたくない
- Desire①Greed(グリード):富や名誉が欲しい
- Desire②Lust(ラスト):愛されたい、性欲を満たしたい
- Desire③Comfort(コンフォート):快適でありたい、悩みや苦しみがない状態でいたい
- Teaser①Scarcity(スケアシティ):希少性のあるものが気になる
- Teaser②Curiosity(キュリオシティ):意外性、ギャップがあるものが気になる
- Teaser③Controversy(コントロバーシー):反社会性、論争を起こすようなものが気になる
- 売れるタイトルはリサーチで決まる
- GDTの法則で気を付けること
- まとめ
感情を動かすGDTの法則とは?
人は感情で商品を買い、論理で正当化します。
例えば、ダイエット中にハンバーガーが食べたくなり、どうしようと迷い、結局食べてしまう。
でも、後から「一週間仕事頑張ったから、ご褒美ってことでいいか」と正当化する。
GDTとは、以下の頭文字を取ったものです。
Goal(ゴール):目標 | ・Save Time(タイム):時間をかけたくない
・Save Effort(エフォート):努力をしたくない ・Save Money(マネー):お金を使いたくない |
---|---|
Desire(デザイア):欲求 | ・Greed(グリード):富や名誉が欲しい
・Lust(ラスト):愛されたい、性欲を満たしたい ・Comfort(コンフォート):快適でありたい、悩みや苦しみがない状態でいたい |
Teaser(ティーザー):本性 | ・Scarcity(スケアシティ):希少性のあるものが気になる
・Curiosity(キュリオシティ):意外性、ギャップがあるものが気になる ・Controversy(コントロバーシー):反社会性、論争を起こすようなものが気になる |
Goal<Desire<Teaserの順で感情が強く刺激されます。
詳しく見てみましょう。
Goal①Save time(タイム):時間をかけたくない
人は時間がかかるものを面倒と感じます。
できるだけ早く、すぐに結果が欲しいのです。
1分でセットアップは完了します。
並ばずにすぐに商品を受け取ることができます。
Goal②Save Effort(エフォート):努力をしたくない
人はなるべく労力を使わずに結果を得たいと感じます。
勉強や運動など疲れることはしたくないのが人間です。
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Goal③Save Money(マネー):お金を使いたくない
お金は生きるために必要なので、無駄遣いを嫌います。
特に初めて買う商品は、払った分の価値があるのか分からないので慎重になります。
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Desire①Greed(グリード):富や名誉が欲しい
人はお金持ちになりたくて、信頼も得たいのです。
なぜ人は宝くじを買うのか、答えは明白です。
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Desire②Lust(ラスト):愛されたい、性欲を満たしたい
SNSが発達したことにより、承認欲求が強くなっています。
「インスタ映え」という言葉が生まれたのも、「いいね」がたくさん欲しいという承認欲求からきています。
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Desire③Comfort(コンフォート):快適でありたい、悩みや苦しみがない状態でいたい
人は無理のない状態で、安心安全に生きたい欲求があります。
朝起きて屋根が無くなっていたら、どう思いますか?
「無理・・・」ってなりますよね。
仕事に行きたくないのも、職場に嫌な上司がいて不快になるのが原因だったりします。
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Teaser①Scarcity(スケアシティ):希少性のあるものが気になる
人は数が少ないもの、手に入らないものほど魅力を感じます。
いつでも食べれる定食と、1日10食限定の定食。どちらが食べたいですか?
おそらく10食限定ですよね。
世界に5台しかない腕時計は100円で買えるでしょうか?
「100円なんて絶対ありえないよ」と思いますよね。
これが希少性の力です。
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Teaser②Curiosity(キュリオシティ):意外性、ギャップがあるものが気になる
人は意外なこと、非常識なことに好奇心が刺激されます。
ビリギャルをご存知でしょうか?
ギャルの女子高校生が慶應大学を受験して合格するという物語です。
ギャルが難関大学に受かるというギャップが、人々のTeaserを刺激したのです。
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Teaser③Controversy(コントロバーシー):反社会性、論争を起こすようなものが気になる
人はやってはいけないことを、やりたくなってしまう生き物です。
中学生がタバコを吸ったり、既婚者が不倫したりといったことは、
意外とよく聞く話ですよね。
食事は男性が女性におごるべき。
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売れるタイトルはリサーチで決まる
リサーチ不足で起きることは、なんとなく響きそうなタイトルを作ってしまうことです。
コピーライティングの世界では、「誰でも通じそうな文章は、誰にも刺さらない」と言われています。
魅力的なタイトルの裏には、必ず地道なリサーチがされています。
リサーチするのは、お客さん、商品、競合です。
お客さん:人はたくさんの悩みがあります。
その中で、一番深い悩みはなにか、最も理想的な未来はなにかを調べます。
これは想像ではなく、直接相手から聞くのが最も情報としての価値があります。
商品:特徴、商品がもたらすメリットを挙げていきます。
競合:競合はどんなことをアピールしているでしょうか。
お客さんのどんな感情を刺激しているか、調べることで差別化がしやすくなります。
なぜなら、
タイトルを見たときに「これ、自分のことだ!」と思ってもらわないと、その先を読んでもらうことが難しいからです。
現代は、インターネットが発達して、どのコンテンツを見ても広告が目に入ります。
1つ1つ全てに反応していたら、お金も時間も無くなってしまうので、自分と関係ないと感じたら一瞬でスルーします。
なので、見た瞬間に「私のために作られたコンテンツだ」と分かることが大切です。
GDTの法則で気を付けること
GDTの法則でタイトルを考えるとき、言葉を強調しすぎてはいけません。
あくまで、商品が実現できる範囲の表現にすることです。
表現を誇張しすぎると、商品が売れたとしても、お客さんの期待感を下回り、信頼を失ってしまいます。
ビジネスはリピートしてもらうことが大切なのです。
そして、Teaserの反社会性を多用しないことです。
「悪用厳禁」などを使い過ぎると、お客さんからの信頼が下がって売れなくなります。
怪しくならないように、うまく使っていきましょう。
まとめ
GDTの法則を使えば、感情を刺激するタイトルを作れます。
セールスレターの場合、ヘッドラインや見出しとも言います。
つまり、読み手が最初に見る部分ということです。
ここで強烈に興味をひくことが売上につながる第一歩です。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!