WEBマーケティング

無限にSNSのネタが発生するメディア設計の考え方

あそけん
あそけん
こんにちわ!あそけんです。

30代派遣社員がWEBで月30万稼ぎ、マイペースで働くまでの過程をブログで発信中!

あなたは投稿ネタの探し方の記事をいくつか見て、ここにたどり着いたことでしょう。

おおよそ書いてあることは、「ターゲットのニーズを理解する」、「トレンドをつかむ」、「競合を分析する」ということですよね。

特に間違ってはいませんが、ちょっと浅い探し方です。

SNS運用の本質を知ることで、もっと具体的で成果が出る投稿ネタが分かるようになります。

こんな悩みありませんか?

・SNSの投稿ネタってどう探すんだろう

・どんなコンテンツが喜ばれるか分からない

迷い過ぎて頭痛が、、、という方もいると思います。

本記事はそんな方の道しるべとなります。

道に迷い過ぎた私の黒歴史はこちら

その道しるべとは、メディア設計を知ることです。

メディア設計されていないアカウントを運営しようとすると、“何となく役に立ちそうな情報”を投稿することになります。

その結果、何を投稿すればいいか分からなくなり、方向性を見失っていきます。これがネタ切れになる原因です。

設計図を作らずに家を建てるような感じ。(とても怖い。。。)

メディア設計されてるアカウントは、投稿するネタに困ることはありません。ターゲットが必要とするコンテンツを事前に調べて把握するからです。

それでは、詳しく見ていきましょう。

SNSの投稿ネタに困らないメディア設計とは?

メディア設計とは、今までの人生から発信に至った経緯、コンセプト設計、投稿する内容まで事前に決めておくことです。

コンセプト設計について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

【バズるは狙える】SNSが伸びる人のコンセプトの作り方とは?

ブログ、Youtube、Tiktok、Instagramすべてに通じる考え方です。

投稿ネタに困らないだけでなく、その情報を必要とするユーザーにおススメされるようになります。

ユーザーにおススメしてくれる機能=アルゴリズム

各SNSはアルゴリズムというAIによってコンテンツが評価されています。

簡単に言うと、長い時間見てくれて、「いいね」や「コメント」、「シェア」されるほど高評価になり、多くのユーザーにおススメしてくれます。

アルゴリズムに自分の投稿が認知されるためにも、メディア設計が必要ということです。

具体的には、下記の木のように考えます。

1つずつ解説します。

根:今までの人生や想い=自己紹介コンテンツ

実は役に立つコンテンツだけでは、視聴者はファンになってくれません。

ファンになるのは、発信者を深く知ったときです。

それは、「好き」という感情は、情報量の多さで決まるからです。

自分の人生を語りつつ、なぜこの発信をするに至ったのかという強い想いを伝えることが大切です。

想いを伝えると、同じ悩みを持つ人たちから共感が生まれます。

発信者を深く知り、共感することでよりファン化が進みます。

自己紹介コンテンツの作り方については後述しているので、よかったら読み進めてみてください。

幹:誰にどんな未来を届けるか=コンセプト

ターゲットが心の底から実現したい理想の未来は何か考えます。(または直接聞きます)

コンセプトがないアカウントは専門性がなくなり、
視聴者から見ると「よく分からない普通のアカウント」という認識になります。

アカウント名、アイコン、コンテンツなどに一貫性を持たせます。
すると、その分野の専門家と認識されるので、「〇〇の情報が欲しいときは、このアカウントを見にこよう」となります。

コンセプトを作る際は、ターゲットをリサーチします。

性別、年齢、職業、趣味、大きな悩み、実現したい理想未来。

こういった要素から、どんな未来を届けるか言語化し、それがコンセプトになります。

枝:理想の未来に必要な要素=カテゴリー

カテゴリーを決めることで、コンテンツの方向性が決まります。

方向性があると、コンテンツ作りに迷わなくなります。

例えば、コンセプトが「1ヵ月で3kg痩せる」だった場合、カテゴリーは「マインド」、「食事」、「運動」になります。

カテゴリーを決めるだけで、自然とコンテンツが見えてきます。

葉:理想の未来を実現する1要素:コンテンツ

コンテンツとは、
ターゲットが理想の未来を実現する際にぶつかる、
壁の乗り越え方を示すもの
です。

そんなに情報を提供したら商品が売れないよ!って声が聞こえてきそうですが、

確かに情報を受け取り、1人で成果を出す人もいるでしょう。

しかし、この無料で優良な情報が山ほどある状況でも、成果を出す人が少ないのはなぜか。それは、人は行動しないからです。

そんなとき、売る商品は「伴走サポート」です。

つまり、「ゴールまで支えるので一緒にいきませんか?私は一度通った道なので行き方を教えますよ」というサポートを有料にします。

メディア設計に話を戻すと、

先ほどの「マインド」、「食事」、「運動」がカテゴリーの場合コンテンツは、

マインド:体重より体脂肪率を意識する

食事:PFCバランスの食事法

運動:ダイエットに適した筋トレのやり方

ということになります。

では、具体的にどのように投稿ネタを探すのか、
コンテンツについて、もう少し深堀してみましょう。

3種類のコンテンツを制した者がSNSを制する

3種類のコンテンツを知っておくことで、これから投稿するコンテンツの目的が明確になります。

目的が明確になると、内容が曖昧にならず、視聴者の行動を促すことができます。

その3種類とは以下です。

・アクセスコンテンツ

・ファン化コンテンツ

・マネタイズコンテンツ

1つずつ見ていきましょう。

アクセスコンテンツ

アクセスコンテンツとは、アカウントに新しい視聴者を流入させるためのコンテンツです。

先ほどの木の例でカテゴリーまで決めたら、必要なコンテンツを思いつく限り挙げていきます。

そうするだけで数十個のネタが出来ます。

もし、物足りないなあと感じたら、競合のアカウントをリサーチします。

リサーチするときは、全体の投稿の中で際立って「再生数」が高いもの、「いいね数」が多いものを参考にします。

そうしていくつかのアカウントをリサーチして、人気な企画(コンテンツのテーマ)をピックアップして真似します。

内容を参考にしてコンテンツ作成に活かしたり、視聴者に伝える切り口を真似することもできます。

例えば、ダイエットでPFCバランスの食事法を伝えたいとします。

でもダイエット初心者の方は、「PFCバランス」という専門的なワードでは検索しません。

そこで、競合が「痩せる食事」という切り口が当たっていたら(再生数やいいねが多かったら)、それを真似すればいいんです。

Youtubeでいうと、動画タイトルを「痩せる食事のコツ」にして、内容はPFCバランスを伝えるということです。

ファン化コンテンツ

ファン化コンテンツとは、アカウントを見に来てくれた視聴者をファンにするためのコンテンツです。

主に自己紹介、人生の経緯、発信することへの想いを伝えます。

例えば、自己紹介の場合、

過去(悩み苦しんだこと)

現在
(悩み苦しみを克服した、またはこれから克服する)

未来(同じ苦しみを持つ人を救いたい、社会の役に立ちたい)

という順番で見せることです。

こうすることで、視聴者は発信者のことを深く知ることができ、一気に親近感がわいてきます。

例えば、

過去:女性と話すときに緊張して上手く話せないことが何度もあった。「これ貸してくれませんか?」を「きょ、きょれきゃし」などと言い間違えて盛大に笑われたこともあり辛かった。声が小さくて何度も聞き返されるのが嫌だった。

現在:とある本をきっかけに、女性と話すときに緊張がなくなり、むしろ積極的に会話を楽しめるようになった。

未来:自分のように女性との会話に苦しむ人はきっと多い。その人たちの助けになりたい。女性との会話が得意になった人たちでコミュニティを作って、全国で公演や相談ができる世界を実現したい。

という内容になります。

この「未来」の内容とアカウントの「コンセプト」がマッチしていると更にファン化が進みます。

マネタイズコンテンツ

マネタイズコンテンツとは、商品やサービスの案内、セミナー参加者を募集したりするコンテンツです。

ここで「売上めっちゃ上げるぞー!」と気合いを入れて、強く売り込むのは禁物です。

ご存知のとおり、人は売り込まれるのが嫌いだからです。笑

もし、しっかりとメディア設計通りにコンテンツを投稿できていれば、視聴者との信頼関係ができているはずです。

信頼する人が使っているもの、紹介するものは自然と興味が出て、自分も使いたいなあと感じたりします。

なので、必要性を伝えたうえで、いつものコンテンツと同じように案内します。

まとめ:メディア設計すると投稿ネタ切れがなくなる

メディア設計すると、ターゲットが理想の未来にたどり着くまでのプロセスが見えて、どんなコンテンツを作ればいいか明確になります。

もし、数が足りないと感じたら、競合アカウントの投稿の中で人気な企画を参考にします。

ネタがなくなってくると、コンセプトとずれた投稿をしたくなるときもあります。

でも、それは視聴者が望んでいるコンテンツではない可能性が高いです。

常に、視聴者目線で必要なコンテンツを作っていきましょう。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!