ビジネスマインド

【ビジネス必須スキル】抽象化思考のやり方を分かりやすく解説

あそけん
あそけん
こんにちわ!あそけんです。

30代派遣社員がWEBで月30万稼ぎ、マイペースで働くまでの過程をブログで発信中!

筆者の黒歴史はこちら

今回解決する悩みはこちら

・抽象化思考ってなに?

・ビジネスに役立つって本当?

・考え方のコツとかあるのかな?

抽象化思考とは物事の本質を見抜く考え方です。

と、

他の記事では書いてありませんでしたか?

そもそも本質ってなんですか?ってところが分からないと話が入ってこないですよね。

本質とは、物事がうまくいってる最大の理由です。

抽象化思考ができないとうまくいってる理由を見つけられないので成長が遅くなります。

結果、「あぁ、俺には才能がないんだ。。。」と挫折してしまう。

でも、

世の中の物事の本質を見つけて、自分に応用することができたら、成長速度が爆上がりしていろいろなことの成果が上がります。

そんなこと言ってあなたはどうなの?

あ、私は、、、

3ヶ月で10kgの減量に成功しました!

これも、抽象化思考によって他の物事の本質を応用した結果です。

それでは、抽象化を活用する方法を見ていきましょう。

抽象化と具体化の繰り返しが成長になる

抽象化とは物事のうまくいってる理由を見つけることです。

そして具体化はその理由を自分だったら「どんな行動をするべきか」と考えることです。

抽象化し、本質を見つけて行動に落とし込むことが成長への近道となります。

例えば、

「人間の集中力はせいぜい40分程度しかもちません。ずっと作業を続けるには途中で休憩をとらなければ生産性が落ちてしまいます。」

このことから見える本質は、「何かを続けるには休むことが大事」ということです。

これをダイエットに応用した私は、一週間に一食は好きなものを食べても良いことにしようと決めました。

そして運動も毎日ではなく、週3回にしました。

その結果、3ヶ月で10kg減量という成果を出すことができました。

このように抽象化と具体化を行き来して、自分に落とし込むことで現実の成果へとつながります。

 

 

抽象化思考のデメリット

とても役にたつ抽象化思考ですが、やはりデメリットも多少あります。

それは、以下の2つです。

・相手との認識がずれる

・現実の行動量が少なくなる

1つずつ見ていきましょう

相手との認識がずれる

物事を抽象化するほど実体がなくなり、それはイメージだけの会話になっていきます。

抽象化思考には慣れが必要なので、
慣れていない人に抽象的な会話をすると、認識のずれが生じます。

そして仕事の場合、期待した成果と違うものになってしまった。ということになります。

なので、

必要に応じて抽象度のレベルを下げて、具体的な表現で会話することも意識しましょう。

現実の行動量が少なくなる

抽象化は物事の本質が見えますが、ここで具体化を忘れると現実が変わらぬままとなります。

もちろん、慣れないうちは練習でどんどん考えるだけでも大丈夫です。

少しずつ慣れてきたら、自分の行動へと落とし込み、実行して試してみるという実験思考が大切です。

抽象化思考のメリット

抽象化思考は一度知ったら、その後はどんどん上達していきます。

そのメリットは以下の3つです。

・物事の共通点がわかる

・理解力が高まる

・伝え方がうまくなる

1つずつ見ていきましょう。

物事の共通点がわかる

抽象化に慣れてくると、物事の共通点が分かります。

これは抽象化によって物事の特徴がいくつも思い浮かべられるようになるからです。

例えば、iPhoneとAndroidの共通点はスマートフォンであることです。

他にも電話ができる機能があるという点も挙げられます。

では、野球選手のイチローの大谷選手の共通点はなにか?

それは、ルーティーンを徹底している。ということです。

このように抽象化は共通点を見つけるきっかけとなり、成功へのヒントを得ることができます。

理解力が高まる

物事の特徴を見つけるのが上手くなると、理解力も高まっていきます。

例えば、電車と新幹線で見てみると、

・電車:近い距離を移動するときに使う乗り物

・新幹線:遠い距離を早く移動したいときに使う乗り物

という特徴があります。

じゃあ、近い距離を移動するときの乗り物って他に何かあるかな?と考え、1つはタクシーが思いつきます。

タクシーは車なので、車でいう新幹線の役割をしているものって無いということに気づきます。

そこで、遠距離で高速道路専用のタクシーというサービスを作ったら需要があるのではないか。という発想になります。

抽象化思考は物事の理解を深め、新たなアイデアにもつながります。

伝え方がうまくなる

抽象化思考ができると、物事を要約して伝えるのがうまくなります。

これは普段から具体的なことを抽象的に見たり、逆に抽象から具体的に落とし込んだりすることで、「つまり、これって〇〇ってことだな」とまとめることができるからです。

例えば、

仕事の指示を出すときに、

「A社とB社の2時間ほど都合が合う時間を確認して、場所は弊社にして、会議室はC室を予約して。。。」と言うよりも、

「A社とB社でうちで会議のアポ取っておいて」と言うだけで済みます。

もちろん、認識のずれは無いように注意しておきます。

このように、抽象化することで物事を伝えるとき簡潔になり、分かりやすくなることもあります。

抽象化思考の鍛え方

抽象化は最初は難しく感じますが、慣れてくると思考が速くなります。

まずは簡単なところから以下の鍛え方を実践してみましょう。

・物事の特徴を見つける

・物事の共通点を見つける

・日記を書く

1つずつ見ていきましょう。

物事の特徴を見つける

まずは世の中の商品、サービス、人の行動などを見て、どんな特徴があるのかを探してみます。

そうすることで、本質が見えやすくなります。

例えば、

タクシーの特徴を挙げると、

・自分の代わりに運転してくれるサービス

・交通費としては少し高め

・後部座席に乗る

・乗り心地が良い場合と悪い場合がある

・運転手との会話を楽しめることがある

ということになります。

こういった特徴から人々がなぜタクシーを利用するのか。を考えられるようになると、マーケティング的な目線になります。

それは、ドアtoドアで目的地に行きたいとか、移動中に仕事をしたいといった理由が挙げられます。

まずは簡単なところから特徴を見つけて慣れていきましょう。

物事の共通点を見つける

物事の共通点を見つけられるようになると、いろいろなことが上手くいくようになります。

なぜなら、本質の共通点を見つけることになるからです。

これは、ただ見ているだけで見つかることもありますが、基本的には知識とリサーチが必要です。

物事がうまくいくまでの過程、実際に何をしていたのか(具体的なこと)を調べることで、つまり、こういうこと(抽象化)をしているんだ。と見えてきます。

共通点を見つけるとお宝を探り当てたような気分になり、世の中を見るのが面白くなります。

日記を書く

日記は無意識に抽象化する思考が使われています。

なぜなら、前日の行動を細かく書く人はほとんどいないからです。

細かくというのは、起床するではなく、
「スマホのアラームが聞こえて、目を半分開けて、やっとの思いでアラームを止めて、左足からベッドから降りて立ち上がり、、、」

というレベルの細かさです。笑

このように書いたら、次の日の日記は「日記を書いた」という一文で終わるでしょう。

日記といってもそんなに長く書く必要はありません。

昨日何をしたのか。1行書く、終わり。で充分です。

WEBマーケティングにおける活用例

ブログにしてもSNSにしても、運用を成功させるためには抽象化スキルは必須中の必須です。

これらのメディアを始めるとき、大半の人はオリジナルで投稿内容を考えて、コンテンツを投稿していきます。

そうすると、運がよくない限りは基本的には伸びずに終わっていきます。

メディア運用を成功させるには競合のリサーチが必要です。

このリサーチをするとき、どんな投稿が多く見られているのか、いいねが多いのかを分析します。

分析するということは、投稿内容、その他アカウントに関することはすべて抽象化することになります。

そして、抽象化した内容を自分の投稿に反映させるために、具体化するという流れになります。

 

これはメディアに限らず、広告、商品を販売するランディングページ(LP)にも通じる考え方です。

抽象化思考を身に着けると、WEBマーケティングの実力を上げていくことができます。

まとめ:抽象化できると世の中が面白く見える

抽象化思考をすることで、本質が見えてきます。

それは、物事のうまくいった最大の理由を見つけることになります。

理由を見つけたら、具体化して自分の行動に落とし込むことで、現実が変わってきます。

まずは簡単なことから、特徴を見つける練習をして少しずつ抽象化思考に慣れていきましょう。

WEBマーケティングにおいて、抽象化は成果を出すカギとなります。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!