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・ブログで稼げるって聞いたけど
・稼げるジャンルってなんだろう?
・稼げないジャンルを選びたくないなぁ
優秀なブロガーほど、ジャンルは慎重に選びます。
ジャンル選びを間違えば、稼ぐ前にアクセスすら集まらない状況になってしまいます。
そうなれば、せっかくターゲット選定、市場リサーチ、サイトデザイン、記事作成などあらゆる努力をしても水の泡。
初心者の方の多くは心が折れてしまうでしょう。
稼げるジャンルとは時代によって変わっていくものです。
何を考えて選ぶべきか知ることで、時代の流れ、トレンドに合ったジャンルを選べるようになります。
本記事では、ブログ収益の運命を決めるジャンルの選び方をお伝えします。
ブログジャンルを選ぶときに押さえるべきポイント3つ
ジャンルを選ぶときのポイントは以下の3つです。
・自分に専門性があるか
・需要が伸び続けるか
・好きであり、興味があるか
自分に専門性があるか
選んだジャンルに関して専門性が高いほど競合に勝てる確率が上がります。
Googleは記事の質を重視して検索結果の順位を決めています。(他にも順位を決める要素はたくさんあります)
質を上げるには読者の悩みを解決する内容であり、かつオリジナリティがあると更に評価が上がります。
深い知識や自身の体験談があることで、より読者の悩みに寄り添い、的確に解決する内容になります。
需要が伸び続けるか
この先も需要が伸び続けるジャンルを選ぶことで、ブログの収益も伸びます。
需要がある=検索する人がいるということなので、アクセス数が増えていくことになるからです。
ブログは短期ではなく、半年~1年とかけて成果を出していくものです。
半年も記事を書き続けて、やっとサイトの完成度が上がってきたとき、需要が下がってしまうなんてことは避けたいですよね。
そのためにも需要の傾向を確認してからジャンルを選んでいきます。
好きであり、興味があるか
そのジャンルが好きであり興味があるほど、記事の質も上がっていきます。
好きなことだったら自分から調べたり、実践経験を積んで専門性が高くなるからです。
自分の興味がないことをひたすら調べるのはとても苦痛で、多くの人の挫折ポイントです。
好きだと、はたから見て努力をしてるように見えても、本人は「ただやりたいから」という本能的に知識を求める姿勢になります。
出来る限り興味があるジャンルを選んでいきましょう。
稼げるブログジャンルの共通点4つ
稼げるブログジャンルには共通点があり、選ぶ前に情報を集めておくとよいでしょう。
・高単価な案件が多い
・市場規模に成長性がある
・新しいジャンルである
・承認率が70%以上である
高単価な案件が多い
数千円~1万円以上の案件が高単価とされています。
高単価にする理由は少ない成約数でもある程度の報酬になるからです。
100円の商品を10人に売るのと、1000円の商品を1人に売るのとでは、後者のほうが難易度はやさしくなります。
高単価な案件は競争も激しいですが、ロングテールキーワードなど、競合が少ないキーワードで記事を書いてアクセスを狙います。
3語以上のキーワードを合わせたものをロングテールキーワードと呼びます。2語よりも検索数は少ないですが、ターゲットが絞られるので大手は参入しずらく、初心者が狙いやすいところです。
例:ブログ ジャンル 選び方
市場規模に成長性がある
市場規模が大きくなっていくと、稼げるチャンスも増えていきます。
それだけ流通するお金の量が増えるからです。
例えば、「アフィリエイト 市場規模」と検索すると以下のような情報が出てきます。
このように年々、右肩上がりとなるジャンルを選んでいきましょう。
新しいジャンルである
今までになかった新しいジャンルはチャンスになります。
まだ競合が少なく、コンテンツが全体的に充実していないからです。
コロナ禍によりインドアで楽しめる娯楽が大きく伸びました。その1つがゲームです。Eスポーツというジャンルは日本でも盛り上がりを見せてきています。
こういった新しいジャンルを見つけられるよう、大まかな世間の動きはニュースやSNSでチェックしておきます。
承認率が70%以上である
承認率とは、広告主が成果を承認する確率のことです。
この承認率が高いことが大切です。
承認率が低いと、どんなに頑張って成約しても報酬が少なくなってしまうからです。
ASPによって変わりますが、業界最大手のA8.netでは全ての案件に承認率が記載されています。
単価が魅力的に見えても、承認率が低い場合もあるので、セットで確認しておきましょう。
ASPとはアフィリエイトサービスプロバイダの略です。
企業がアフィリエイターに売ってほしい商品を掲載するWEBサイトです
稼ぎにくいブログジャンルの共通点3つ
国家資格、士業などの専門知識がないと稼ぐのが難しいジャンルもあります。
稼ぎにくいブログジャンルの共通点を見てみましょう。
・大手企業サイトが上位を独占している
・YMYLのジャンル
・広告主が少ない
大手企業サイトが上位を独占している
既に多くのジャンルでは大手企業が参入しています。
企業が運営するブログは資本力があるので、複数のライターに記事を発注し、クオリティも高い記事が量産されていきます。
個人ブロガーでは勝ち目がないのが現実です。
例えば、FX、不動産、転職、クレジットカードといった分野は高単価ということもあり、競争が激しくなっています。
このような場合、ジャンルを違うものにする、もしくはジャンルの中で更にターゲットを絞るということをします。
そうすることで、その分野における専門家と見られやすくなります。
例えば、FXというジャンルの中で、「FX ポンド円」に特化したブログと絞ります。
これはリアルのビジネスと同じ考え方で、お店を出すときに「洋食屋さん」よりも「オムライス専門店」とすることで興味が惹かれやすいのと同じです。
なので、大手が手を出しづらい専門的な分野に特化して勝負していきます。
それだとアクセスが少なくて稼げなそう。って不安になると思いますが、個人レベルであれば数万円~数十万円という報酬も稼ぐことができます。
YMYLのジャンル
YMYLとは、Your Money Your Lifeの略です。
主に健康、医療、投資、金融、法律などのジャンルが該当します。
2018年にGoogleが大規模なアップデートを行い、これらのジャンルに対する記事の評価が厳しくなりました。
よって、国家資格を持っていたり士業の仕事をしていない限り、YMYLのジャンルは稼ぎにくいということです。
広告主が少ない
広告主が少ないといきなりブログの収益が下がってしまうこともあります。
そうなれば、同じジャンルの案件をまた探すことになります。
そのとき、案件が少ないと「アフィリエイトできるものがない。」という事態になります。
なので、あらかじめ広告主が比較的多くいることを確認しておきましょう。
【低単価から高単価まで】ジャンルが決まらない方へのおすすめ5選
なんとなく選ぶべきジャンルは見えそうな気がするけど、ちょっと決めづらい。という方へおすすめするジャンルを5つご紹介します。
・VOD(単価:800~1200円)
・婚活、恋愛(単価:1000~2000円)
・メンズコスメ(単価:1000~2000円)
・業界に特化した転職(単価:1万~2万円)
・eスポーツ(単価:100~3万円)
VOD(単価:800~1200円)
VODとは、映画やアニメ、ドラマなどが見れる月額制の動画配信サービスです。
市場規模も年々大きくなってきています。
引用:動画配信の国内市場規模は5,740億円(23年、前年比8.2%増)、2028年には7,371億円規模へ
映画やドラマの作品について、面白さを魅力的に伝えてVODへの登録へ誘導します。
無料期間への登録だけでも報酬が発生するので、初心者には挑戦しやすいジャンルです。
婚活、恋愛(単価:1000~2000円)
婚活では婚活アプリや結婚相談所、婚活イベントをアフィリエイトします。
日本は少子化が加速していますが、恋愛や婚活の市場規模は伸び続けています。
2020年には622億円を記録しており、2026年には1657億円と予測されています。
引用:マッチングアプリの動向整理 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
婚活のアプリやイベントに参加してもらうには、恋愛テクニックや異性とのチャットのやり取りの仕方など、読者がパートナーを欲しくなる気持ちになってもらうことが大切です。
豊富な恋愛経験があったり、自分も婚活や恋愛について詳しく知りたいという方に挑戦しやすいジャンルです。
メンズコスメ(単価:1000~2000円)
近年では男性の美容意識も高まっており、企業は男性用の化粧品、美容品開発を進めています。
コロナの影響で一度市場規模は落ちたものの、外出や外のイベントが開催されるようになり回復してきています。
2021年度は2025億円を記録しています。
引用:男性向け美容製品・サービスに関する調査を実施(2023年)
商品を買ってもらうには、スキンケアするとどうなるのか、清潔感があると女性はどう感じるのか。といった「女性から見たときのかっこいい」を実現できる気持ちになってもらうことが大切です。
メンズコスメはまだ競合が他のジャンルほど多くないので、将来も見越して今のうちにブログを育てておくのも良いでしょう。
業界に特化した転職(単価:1万~2万円)
テレワークが多く導入されて人々は今までの働き方に、より強く疑問を持つようになりました。
下記のグラフでは、コロナ禍によって考え方にどのような変化があったか示されています。
職業全般を対象とした転職サイトは、大手企業により独占されています。
個人の場合は「業界に特化した転職」で対象は狭くなりますが、その分、深く質の高い記事を書くことで、読者の悩みを解決することができます。
上記グラフの「専門性が高いスキルを身につけたい」という心理の裏側は、「希少価値が高い人になって高い給料が欲しい」という意図があります。
そのことから、
収入が高い職業に必要な資格を紹介したり、資格を取るまでの流れを紹介することで最終的に転職への欲求を高めることができます。
そして、転職へのカウンセリングやサイトへの新規会員登録を行ってもらうことで、報酬を得ることができます。
eスポーツ(単価:100~3万円)
eスポーツとは、エレクトロニックスポーツの略でゲームを競技として捉える言葉です。
最近では日本でも「プロゲーマー」という言葉が知られるようになり、大会賞金も数百万円、世界規模になると1億円以上が用意されます。
2021年には日本だけで78億円に到達しており、毎年大きく成長が予測されています。
eスポーツではゲーミングパソコン、キーボード、マウスなどゲーム関連の機器による物販アフィリエイトになります。
現状はASPに案件が少なく、物販はAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトで紹介しますが、報酬が価格に対して数%なので少なめになります。
しかし、インターネット回線をアフィリエイトすると5000~3万円と高額の報酬を期待できます。
プロゲーマーが使用するデバイスを紹介したり、インターネットの速度がゲームの勝敗を分けることを伝え、「これを買えば強くなれる」と思ってもらうことが成約へとつながります。
ジャンル選びのよくある質問
たまにジャンルと違う記事を書いてもいいですか?
ジャンルと関係ない記事は基本的に書かないほうがいいです。
それはGoogleにも読者にとっても望ましくないことだからです。
Googleは専門性が高く、悩みを解決する記事を評価しますが、それはサイト全体にも言えることです。プログラミングのブログなのに、いきなり「カツ丼のおすすめレシピ5選」という記事を出せば専門性が下がりサイトの評価が落ちてしまいます。
ジャンルに関連する一貫性のある記事を書いていきましょう。
簡単に稼げるブルーオーシャンのジャンルはありますか?
結論、ブルーオーシャンのジャンルはないというのが答えです。
ブログというメディアが生まれて日本でブームになってから20年になります。参入者がとても多いので、どのジャンルにも競合は存在します。
生まれたてのジャンルは競合が少なく、ブルーオーシャンと言えますが、同時にASPの案件も少ないので、最初はGoogleアドセンスの収入となるでしょう。
ブログに設置するクリック課金型の広告です。読者が広告を1クリックするごとに数円~数十円の報酬が発生します。広告を掲載するには審査に通る必要があります。
知識がないジャンルでも稼げますか?
最初から専門家のような知識がなくてもブログは稼げます。
知識がなくても今はネットで勉強したり、本もたくさんあります。
勉強した内容を整理して、自分の言葉で記事にすればいいのです。更に自身の体験談を入れるとオリジナリティが上がります。
それがGoogleからの評価になり、上位表示へとつながります。
まとめ:ジャンル選びと継続で稼げるか決まる
ジャンル選びは自分への適性と、社会に需要があるか。両方のバランスが大切です。
稼げるジャンルには4つの共通点がありました。
・高単価な案件が多い
・市場規模に成長性がある
・新しいジャンルである
・承認率が70%以上である
これらを満たしてジャンルを選んでも稼げないパターンがあります。
それは諦めてしまったときです。
ブログは成果が出るまでに半年~1年以上かかります。
時間はかかりますがブログは資産となり、お金だけではなくライティングスキルやリサーチスキルなども磨かれます。
長い目で見て1つ1つ読者の悩みを解決する記事を書いていきましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!