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・SEO対策って難しくて理解できなさそう
・何から始めればいいんだろう
・そもそも初心者にもできるの?
ブログを収益化したい!
と考えたとき、多くの人がSEOの壁にぶち当たります。
それは情報量の多さ、解説されてる記事や本を見ても専門用語で書いてあったりしてわかりづらいのです。
SEOは最初難しく思いますが、内容を理解するとやるべきことが見えてきます。
それでは、やっていきましょう。
SEO対策はアクセスを集めるためにする
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、
記事の検索順位を上げることをいいます。
平均的に1位だと約15%~20%のユーザーがクリックし、2位は約10%という具合に順位が下がるにつれて見られる確率が下がっていきます。
なので、サイトの集客においてSEOはやっておいて損はないということです。
内部対策と外部対策
SEOには大きく、内部対策と外部対策があります。
・内部対策:サイト内の設定でできる対策
・外部対策:外部からリンクを得ること
内部対策
主にコンテンツ内容とページの構成を分かりやすくすることが対策になります。
シンプルに分かりやすいと、ユーザーの滞在時間が長くなります。
滞在時間が長いことは、Googleは「コンテンツの質が良い」という高評価を出してくれます。
例えば、
あなたは専門用語が多い本と、誰が読んでも分かる言葉で書いてある本は、
どちらが読みやすいと思いますか?
ですよね。
用語が多い本は言葉の意味を調べるのは面倒だし、すぐに眠くなりそうです。zzz
結果的に少し文字数が増えても分かりやすい記事のようが読まれるので、滞在時間が長くなります。
外部対策
外部のサイト、SNSでシェアされることにより高評価になります。
これを被リンクといいます。
シェアされることは、「誰かに共有したくなる有益な情報」という証明のようなものです。
例えば、
誰かの記事に記載されてるグラフを、自分の記事でも使いたい。と考えたとき、
グラフを自分の記事に引用したら、引用元の記事のリンクを貼らなければいけません。
この“被リンク”されて初めてシェアされたとGoogleは認識することができます。
少し前に被リンクされると上位表示されるという仕組みを利用して、むやみに被リンクをしまくる。という方法がありましたが、現在はペナルティ対象になるのでやめておきましょう。
検索順位が決まる流れ
検索順位は以下の流れで決まります。
①クローラーの読み込み
②インデックス登録
③順位決定
①クローラーの読み込み
Googleクローラーというプログラムが記事を見つけて読み込みます。
WEB上には毎日、無数のサイトが立ち上がり、更に記事が投稿されているので、とても人力では対処しきれません。
そこで、プログラムをWEB上で巡回させることで、投稿された記事を自動で読み込ませています。
②インデックス登録
読み込んだ情報はデータベースに保管されます。
これを“インデックス登録”といいます。
データベースに登録されて、初めて検索結果に表示されるようになります。
③順位決定
データベースには自分の記事と同じジャンル、テーマで書かれた記事も保管されています。
それらをプログラムが比較して、よりユーザーの為になるという判断がされた記事が上位に表示されます。
「ユーザーの為」というのは、検索した悩みをより正確に、的確に解決できる内容が書かれているということです。
Googleの評価基準
順位を決める要素は200以上あると言われていますが、中でも特に重視されているものが3つあります。
・EEAT
・YMYL
・アルゴハック
1つずつ見ていきましょう。
EEAT
EEATとは、以下の頭文字を取ったものです。
・Expertise(専門性):サイト、コンテンツに専門性があるか
・Experience(経験):筆者の経験による内容が書かれているか
・Authoritativeness(権威性):筆者はどのような実績があるか、支持されているか
・Trustworthiness(信頼性):筆者は信頼されているか、コンテンツ内容は事実であり信頼できることか
これら全てを盛り込むのは難しいので、初心者が取り入れやすいことは
「専門性」の部分です。
専門性とはジャンルに特化させること。
例えば、ブログのジャンルが整体なら、関節痛の予防や対処など整体に関するコンテンツだけを掲載していくということです。
少しでもEEATを意識してコンテンツ作りをしていきましょう。
YMYL
YMYLとは、Your Money Your Lifeの略です。
主に金融、法律、健康など人生を左右するようなカテゴリが対象です。
これらのカテゴリは人生に大きく関わることから、評価が厳しくなっており、筆者の権威性や専門性、コンテンツ内容も信頼性がなければ上位には表示されないようになっています。
アルゴハック
アルゴハックとは、Googleがコンテンツを評価する要素を逆手にとり、無作為に上位表示を狙う方法です。
例えば、
YMYLのカテゴリで上位を取りたいと考え、既に上位表示されている記事内容をほぼ丸パクリの記事を作ってしまうといったことです。
ペナルティを与えられれば上位表示はかなり遠ざかるので絶対にやめておきましょう。
初心者がやるべきこと6選
SEOをこれから始める初心者の方が取り組むべきことは、以下の6つです。
・キーワード選定
・図解を使用する
・1記事で1つの悩みを解決する内容
・タイトルの付け方
・表示速度を計測する
・スマホで確認する
キーワード選定
ユーザーが検索するときに使うキーワードを使うことで上位表示を狙えます。
どんなに良い内容のコンテンツを書いても、使われるキーワードが入っていなければ、関連性がないと判断されて上位表示されにくくなります。
キーワードを調べるにはラッコキーワードを使用します。
例えば、ダイエットに関するコンテンツを書きたいと思ったら、「ダイエット」と入力して検索すると、ユーザーがダイエットに関してどういうキーワードで検索しているか、見ることができます。
タイトルの付け方
タイトルにはユーザーが検索しているキーワードを含めます。
そうすることで、上位表示されやすくなり、ユーザーからもクリックされやすくなります。
例えば、先ほどのラッコキーワードで「ダイエット 足やせ」というワードがあったら、
【美脚になりたい方へ】ダイエットで簡単に足やせする3つのポイントというタイトル案を考えられます。
ユーザーがクリックしたくなるようなタイトルをつけましょう。
図解を使用する
文章だけでは分かりづらい部分を図解にすることで評価が上がります。
Googleは内容の「分かりやすさ」も重視しています。
当記事でも、「検索順位が決まる流れ」の部分で図解画像を使用しています。
これはCanvaというデザインツールで簡単に作ることができます。
Canvaの使い方はこちらの記事をご参照ください。
【素人でも簡単】Canvaでおしゃれアイキャッチの作り方
1記事で1つの悩みを解決する内容
1つの記事で1つの悩みが解決するように書くのが鉄則です。
なぜなら、2つの悩みを同時に検索する人はいないからです。
そして、余計な情報を入れないことが大切です。
例えば、「仕事におすすめのパソコン」が知りたいのに、パソコンの歴史に関する内容は必要ないですよね。
あくまで1つのテーマについて書くようにしましょう。
表示速度を計測する
コンテンツの表示速度が速いほど評価されます。
Googleはユーザーのサイトの使いやすさも評価の1つに入れています。
表示されるのが遅いコンテンツはすぐに閉じられてしまうので、出来る限り重くならないようにすることです。
表示速度はこちらで計測できます。
ページスピードインサイト
「パフォーマンス」の数値が表示速度になり、パソコンで80以上、スマホで50以上が理想です。
パフォーマンスを上げるにはコンテンツ内に挿入された画像サイズをなるべく小さくするなどの工夫が必要です。
スマホで確認する
WEBサイトはスマホでも見やすいと評価が上がります。
最近はパソコンを持たずにスマホで検索する人が多いからです。
パソコンでは見やすかったデザイン、行間、画像サイズなどがスマホだと見づらい場合があるので修正できます。
SEOのメリット
SEOには以下のメリットがあります。
・行動力が高い人がくる
・資産になる
・広告費が軽減
行動力が高い人がくる
行動力が高い人がくると売上が上がりやすいです。
行動力が高い状態は、悩みを早く解決したいと考えているので、商品やサービスを購入することにつながりやすいです。
例えば、ダイエットに悩んでいて、楽に痩せたいので「楽に痩せる方法」と検索したとき、“飲むだけで痩せるサプリ”というタイトルを見たらグッと見たくなります。
そうして販売ページを見て、結果的に購入するという流れになります。
資産になる
アクセスが集まるようになったサイトは資産になります。
一度アクセスが集まるようになると、継続的な集客ができ、よほどのことがない限り急にアクセスがゼロになることもありません。
上位表示されるコンテンツを作れば作るほど、サイトの資産性は高まっていきます。
広告費が軽減
SEOができると広告費が大幅に減ります。
というのも、お金をかけなくても勝手にお客さんがくる状態になるからです。
節約できた広告費を商品をより良くするための資金に回したり、更にSEOのアクセスを集めるためにコンテンツを増やすための資金にすることもできます。
SEOは最大にコスパが良い集客手段です。
SEOのデメリット
良いことづくめのSEOですがデメリットもあります。
・時間かかる
・難しいジャンルもある
時間かかる
作成したコンテンツが上位表示されるまで半年~1年かかると言われています。
これはサイトの育成期間と考えられます。
個別のコンテンツ自体の評価とサイト自体の評価もあります。
サイトの評価が上がるには、いくつもの上位表示されるコンテンツが必要になってきます。
よって、時間がかかってくることになります。
難しいジャンルもある
YMYL(金融、法律、健康など)、人気のジャンルはSEOが難しいです。
最近では企業がチームを組んで上位を狙ってきています。
そこに対して、資金力や労力に限界がある個人では勝てません。
個人の場合は企業がいない、少しターゲットを絞ったジャンルにしていきます。
例えば、ダイエットという1語のキーワードは大企業も参入しているので、「50代 ダイエット」というようにターゲットを絞ります。
まとめ:ユーザーファーストの意識が検索順位を上げる
SEOで上位表示させるためにやるべきことは以下の6つでした。
・キーワード選定
・図解を使用する
・1記事で1つの悩みを解決する内容
・タイトルの付け方
・表示速度を計測する
・スマホで確認する
SEOを始めるとよくやってしまうのは、いつの間にか上位表示に気を取られて、
Googleに気に入られるためにコンテンツを作ることです。
ユーザーの役に立つことを第一優先とすることで、結果的にGoogleからの高評価につながります。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!