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競合のYouTubeチャンネルを分析する5つのポイント|伸びる動画を作る秘訣とは

こんにちわ!あそけんです。

今回はYouTubeチャンネルを分析する方法について解説します。

・競合チャンネルを分析すると良いって聞いて企画とか真似してるんだけど全然伸びない

・そもそも分析しても自分の動画に応用する方法が分からない

・動画を伸ばすためにどんな工夫をするのが効果的なのかな?

このような悩みを解決します。

YouTubeの競合分析する方法を調べると他の記事ではツールの紹介をしていますよね。

ツールで数字の部分を見るのも良いですが、それよりもっと大切なのは、なぜ伸びているのかを理解することです。

ここが理解できなければ、ずっと動画作りの森で迷い続けることになります。

そこで本記事ではツールに頼らずに競合分析する方法をお伝えします。

本記事の内容はこちら

・競合チャンネルを分析する5つのポイント

・差別化はたった1つの要素でも充分に効果がある

・動画が伸びる秘訣は釣りを意識すること

今回の記事は『美しくバズる技術』という著書を参考にしています。

競合分析のレベルを上げて再生数が伸びる動画を作りたい方は最後まで読んでみてください。

それでは、やっていきましょう。

競合チャンネルを分析する5つのポイント

競合チャンネルは以下の5つのポイントで分析していきます。

・平均視聴クリック率

・平均視聴時間

・平均視聴維持率

・視聴後のリアクション

・おかわりの割合

1つずつ詳しくみていきましょう。

平均視聴クリック率

平均視聴クリック率とは、サムネやタイトルを見たユーザーがクリックする確率です。

競合チャンネルで人気の動画はこのクリック率が高いということの証明です。

そのサムネはどんなふうに作られているか、タイトルにはどんなワードが使われているか特徴を探してみましょう。

平均視聴時間

平均視聴時間とは、動画をどのくらいの長さ見たのかという指標です。

人気な動画はこの時間が長いということになります。

自分が動画をみるときを想像してみると分かりやすいですが、面白くない動画はすぐに閉じたくなってしまいますよね。

続きをみたくなるような工夫がどこにあるのか、どのように工夫されているか探してみましょう。

平均視聴維持率

平均視聴維持率とは全体でどのくらいの長さの割合で動画が見られたかという指標です。

10分の動画が5分見られたら維持率は50%となります。

先ほどの平均視聴時間と似ていますが、長く見られるほど評価は良くなり、最も重要とされる部分です。

維持率を上げるために使われることが多いのは、冒頭にハイライトを入れることです。

動画の見どころとなる部分を最初に見せて、「え?気になる!」と興味を持ってもらいます。

冒頭で気になった部分がいつ見れるか分からないので、ずっと見続けてしまうという心理になります。

視聴後のリアクション

視聴後のリアクションとは、いいね、保存、コメント、シェアなどのことです。

人は感情が動いたときに行動を起こしやすい生き物です。

暴力は絶対によくないって分かっているのに、怒りが頂点に達すると手をあげて事件などになってしまうのは分かりやすい一例です。

YouTubeの場合は面白かった、感動した、役に立ったなどの感情が動けばリアクションにつながっていきます。

おかわりの割合

おかわりとは、動画を見終わった後に、そのチャンネルの他の動画を見ていくことです。

他の動画も見たくなってしまうくらい、その動画が良かったということになります。

おかわりを増やすために動画をシリーズ化したり、1つの動画を前編と後編に分けるといった工夫がされることがあります。

競合がどのように他の動画を見てもらえるように工夫しているか見てみましょう。

以上の5つのポイントを考えながらYoutubeチャンネルを分析した記事が以下になります。

よかったら参考にしてみてください。

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差別化はたった1つの要素でも充分に効果がある

差別化と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、YouTubeではなにか1つの要素で勝てていれば差別化になります。

差別化できる要素は以下の中から探します。

・権威性

・性別

・容姿

・声質

・編集

・説明のわかりやすさ

・エンタメ性

権威性

権威性とはそのジャンルにおいて実績やキャリアを示すことです。

権威を感じると人はその人の言ってることが正しいと思う心理があります。

料理を習うときに主婦から習うのと、ミシュラン三ツ星レストランから習うのと、どっちがうまくなると思いますか?と聞かれたら、当然後者になっていきますよね。

強い権威性は動画の内容に信頼を持てるということになり、視聴者が増えていきます。

性別

性別で差別化ってどういうこと?って思うかもしれませんね。

これはジャンルによって変わりますが、男性が多いジャンルに女性が参入するだけで差別化になってしまうのです。

実際にYouTubeの釣りジャンルでは、釣りをする女性は“釣りガール”と呼ばれてたりします。男性は“釣りボーイ”と呼ばれないのです。

それは男性が釣りをする様子は簡単に想像がつき、女性が釣りをしているのは少し珍しいという大衆のイメージがあるからです。

容姿

YouTubeの世界では“イケメンか底辺か”という言葉があります。

底辺というのは容姿のことではなく、その人が置かれる状況も含まれています。

イケメンや美女が人気になるのは想像が付くと思いますが、底辺(会社が倒産寸前など)も人気になることがあります。

前者は憧れ、後者は共感を呼ぶようなチャンネルの設計にしたりします。

声質

声質はシンプルに聞きやすいか、聞いていて心地いいかということです。

実は人は声でも親近感を大きく感じることができます。

競合よりも声が良いなら優位になります。

編集

編集のクオリティが高いと差別化になります。

これは動画の見やすさ、面白さに関連してきます。

カットの頻度、BGM、効果音、画像、字幕、考える要素は多くあります。

競合の人気な動画がどのように編集されてるか見てみましょう。

説明のわかりやすさ

ノウハウなどを教える動画は分かりやすさは大切な要素となります。

人は動画を見てるときに何も考えずに見ていたいのです。笑

難しい言葉、表現は動画を離脱する原因となります。

これはどのジャンルでも言えることですが、簡単に分かりやすくすることで、視聴維持率を上げることにもなります。

エンタメ性

エンタメ性とは“面白さ”のことです。

シンプルに面白い動画は見たくなるのが人間です。

面白くするためには、ユーザーが普段は見れない映像にしたり、動画の中で何回もオチを作ることです。

ここは難しく感じるかもしれませんが、競合の動画などを見て面白いと感じたときに、なぜ面白いと感じるのか考えてみましょう。

動画が伸びる秘訣は釣りを意識すること

YouTubeに動画を投稿する際に、なんとなくジャンルを決めて自分なりに動画を作り、全然再生されないことが多くあります。

これは釣りを意識できていないことが原因です。

釣りをするときは以下のことを決めます。

・なんの魚を釣るか

・その魚の好きなエサは何か

・その魚はどこにいるのか

・その魚を釣るのに耐えられる釣り竿はなにか

これをYouTubeにたとえると、

・誰をターゲットとするか

・ターゲットが好むサムネ、タイトルはなにか

・ターゲットがよく見る動画はなにか

・ターゲットが好む動画内容、編集はなにか

ということになります。

釣りでは当たり前のことでも、いざYouTubeとなると、このことを忘れてしまいます。

1つ1つの要素を大切に決めていき、良い動画作りを進めていきましょう。

まとめ

YouTubeはただ競合の人気な企画を真似するだけでは伸びません。

大切なことは“なぜ伸びているのか”を理解することです。

そのために分析する要素は以下の5つでした。

・平均視聴クリック率

・平均視聴時間

・平均視聴維持率

・視聴後のリアクション

・おかわりの割合

伸びる要素を理解できたら、以下のどれか1つ差別化できないか考えます。

差別化できる要素は多ければ多いほど良いです。

・権威性

・性別

・容姿

・声質

・編集

・説明のわかりやすさ

・エンタメ性

最初は伸びづらいのがYouTubeですが、諦めずに動画を作り続ければ、他より再生される動画ができて、傾向をつかんでいくことができます。

それでは、読んでいただきありがとうございました!